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車のコーティング剤を種類別に比較

車のボディのコーティング剤には、さまざまな種類があります。ガラスコーティングやワックス、ポリマーなど。特徴やメリット・デメリットがそれぞれあるので、それぞれの種類別に比較していきます。

ガラスコーティング剤

おもに、ガラスの元素が含まれているコーティング剤を指します。

塗装面に、強力な保護皮膜を形成し、キズや汚れから車体を守る効果があります。

現在、ボディのコーティングと言えば、ガラスコーティング剤を使った施工が主流となっているようですが、そのメリットは以下のようになっています。

ガラスコーティング剤は、塗装面に形成する皮膜が従来のコーティング剤よりも強固で、効果の持続性も良いという特徴を持っています。
特に、キズの防止には有効。また、汚れが落ちやすくなるので、日々の手入れがラクになります。

デメリットとしては、費用がかかる点が挙げられますが、最近はそこもカバーされるようになりました。持続性がさらに優れたコーティング剤などが開発され、コストパフォーマンスに優れたものも発売されています。
中には、3年ほど持続するものもあり、その耐久性が公的に承認されている場合も。

このように、高品質なガラスコーティング剤は、以前は業務用やプロ向けでした。そのため、個人での入手が難しいという欠点もあったようです。
しかし、現在は、ガラスコーティング剤が普及してきたこともあり、市販でも入手できます。

そのため、手間やコスト、そして効果を照らし合わせて考えると、もっともバランスが取れた種類のコーティング剤だと言えるでしょう。

ワックス

ワックス系のコーティング剤は、おもに植物性油脂や石油系油脂が含まれています。
施工をすると、濡れたような独特のツヤが出るという特徴があるので、艶やかなボディが好みの方には、ぴったりです。

ワックスでボディをコーティングするメリットは、2つ。

撥水力と、キズのカバーができる点です。
撥水力が強力なので、雨などで車の表面が濡れても、つぶつぶの水滴にして弾きます

また、ワックスは、細かいキズの中に入り込むことができるので、既にできてしまった車体のキズを隠すのに有効。コストも安価です。

しかし、デメリットもあります。

たとえば、ワックスの施工をする際、塗りこもうとすると、ボディにキズが付いてしまう可能性が。そのため、車のコーティングに慣れていない方には、扱いが難しいかもしれません。

また、塗装を保護する効果がない点は、大きな弱点だと思います。むしろ、有機溶剤のワックスは、車の塗装を酸化・劣化させる可能性もあるのです。

そのほかにも、耐久性に難があり、効果が数ヶ月しか持続しないとのこと。撥水した水滴が、ウォータースポットになり、斑点状の白いシミができやすいという声も、よく耳にします。

これらの問題点を考えると、頻繁にドライブなどで使う車には、不向きかもしれません。
普段から車を走らせる機会が少なく、車庫などの屋内に置いている場合は、ワックスで施工しても問題ないでしょう。

ポリマー加工

フッ素やテフロンなどを含んだポリマー加工は、塗装面に保護皮膜を形成するタイプのコーティング剤です。
車の塗装を汚れやキズから守ってくれる効果があり、持続性も長期間。そのため、車のコーティングと言えば、以前はポリマー加工でした。

しかし、ガラスコーティングよりはキズが付きやすく、ワックスよりもコストがかかるという弱点があります。また、施工に手間がかかるので、カーコーティングの初心者には、難しいかもしれません。

総括

このような特徴から、

  • 車の塗装の保護力や効果の持続性など、質を求める場合は、ガラスコーティング剤
  • 安価なコストで施工したい場合は、ワックス。
  • コストと性能、それぞれをそこそこにクリアしているものなら、ポリマー加工。

がおすすめです。

車の所有者が何を重視するかによって、愛車に向いているコーティング剤の種類も変わります。それぞれの特徴を理解してから検討することが大切ですね。